人が欲しいと思うものは人それぞれ

 昨日仕事先で改めて感じた。

 

 仕事が旅行業のためいつも普通に使っている『時刻表』。毎月会社に届き、普段の仕事として使って、翌月になると前月号はさよならしてしまう。まあそれは普通のことで、いつも繰り返していることだった。

 

 掃除のおばちゃんは、毎週火曜日と金曜日に会社に入って掃除機かけたり、ゴミまとめたり、トイレを掃除してくれたりしている。電話中でもお構いなし(最近気にし出した)で掃除機をかける。まあそれが仕事だから当たり前なんだけども。隅々まで掃除して帰っていく。

 

 仕事上パンフレットが多々届くのだが廃棄も多い。その廃棄をリサイクルとしてそういった冊子を纏めて入れるケースがあり、そこにパンフレットを入れるのと一緒にその時刻表も入れていた。

 

 すると掃除のおばちゃんがゴミまとめて捨てに行こうとしたときに声かけてきた。「この時刻表はもう使わないものですか?」と。欲しかったみたいだ。私達はさよならするものだったから廃棄ケースに入れていたけど、掃除のおばちゃんにとっては欲しかったものだった。

 

 そういったのがあるからやっぱり物事に敏感に注目してたほうが良いんだなと感じた。自分はいらなくても他に欲しいと思っている人がいる。勝手に見た目で判断するのは良くないけど、こんな人が?とも思うような方が欲しがっている。実際それを見て、近所の電車好きな子供のママさんに『時刻表』をいるかと尋ねてみたところ、子供はまだ読めないからいらないかもだけど自分が読みたいと言っていた。

 

 もっと日常を観察して過ごしていこう。